葬儀・葬式関連

終活

「終活」という言葉を、みなさんも一度は耳にしたことがあると思います。

終活は自身の人生のエンディングについて準備をすることです。

終活を通して自分の人生を振り返ることで、残りの人生をより豊かに生きるためにはどうすればいいのか?

ということを考えるきっかけになります。

では実際、終活とはどんなことをすれば良いのでしょうか?

「終活」の準備・やり方について現役の葬儀屋である私が徹底解説します!

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終活とは?

「終活」という言葉が世間一般的になって約10年です。

主に終活といえば、自分が亡くなった際の葬式・お墓・遺言・財産相続、身の回りの整理などを行うことをいいます。

終活というのは、いつか必ず訪れる自らの死と向き合い、どのような最後を迎えたいかを考える事なのです。

いつから(終活を始めるタイミング)

「終活」を始めるにあたって早すぎるということはありません。

葬儀屋で働いていて思うのが、死というのは本当に突然やってくることが多いです。

若くして亡くなられる方もたくさん見てきました。

ということも踏まえ、終活を始めるのに早いということはないんです。

早く始めることで、余裕を持って終活を進めることができます。

最近では20代で終活を始める人も増えてきているようです。

とはいえ、何かのきっかけで始めるひとも多いので例を見てみましょう。

終活を始めたタイミングの例

・配偶者が亡くなった

・病気を患った

・定年を迎えた

・60や70歳の節目で

などが多いようです。

終活は、結局思い立ったときに始めるのが良いタイミングといえるでしょう。

迷っている方は、とりあえず始めてみてはいかがでしょうか?

終活のやり方・準備の方法

終活に必要な物やする事について解説していきます。

・エンディングノートを用意する

自身の希望を記しておくことで、亡くなったあとでも家族の負担を軽くすることができます。

※エンディングノートには遺言書のような法的効力はありません。

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・遺言書の作成

家族・親族が遺産相続で揉めることがないように、遺言書を作成しておきましょう。

遺言書は3種類あります。

自筆証書遺言

自分で作成する遺言書のことで、書き方や用紙が自由なので、一番ハードルが低く手軽に作成できる遺言書です。

ただし

民法 第968条1項
自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。

本文が手書きであること

 パソコン・ワープロを使って作成してはいけない

 筆記用具は文字が消せないもの 

日付を書くこと

署名・押印する

以上を守らないと遺言書は無効となるので注意しましょう。

公正証書遺言

遺言者が用意した下書きや口頭で述べた内容を2人以上の証人の立ち会いのもと、公証人が文書にする遺言書です。

内容の不備によって遺言が無効になることや、偽造のおそれもありませんが費用がかかります。

秘密証書遺言

遺言者が遺言内容を誰にも知られたくないという場合に使われています。

公証人に遺言の存在のみを証明してもらう遺言のことです。

内容は秘密にできますが、内容に不備があり無効になる可能性があるため、秘密証書遺言を作成する人はあまりいません。

・遺影の写真を選ぶ

遺影の写真を事前に用意しておけば、急に亡くなった場合でも家族に負担をかけなくて済みます。

自分の好みの写真を用意できるので、遺影用に写真を撮ってもいいですし、過去の写真やデータでも構いません。

最近ではペットと一緒に撮る方も増えています。

人生の終末期はペットが一番身近な存在という方も多いのではないでしょうか?

その家族ともいえるペットと一緒に遺影を撮れるのは嬉しいですよね。

※遺影の写真は顔がなるべく大きいものにしましょう、大きければ大きいほど綺麗に引きのばせます。

・葬儀内容を決める

葬儀内容も決めておけば、家族の負担が非常に軽くなります。

一般葬や家族葬の場合、返礼品や料理のランク・祭壇など決めなくてはならない内容がたくさんあるのです。

かなりの費用がかかることですので、しっかりと打ち合わせをして決めましょう。

・納骨先を決めておく

家族関係が複雑な場合トラブルの原因にもなりますので、納骨先についてもしっかりと決めておきましょう。

また新しくお墓を建てる場合は、通常2~3ヶ月はかかるといわれていますので、四十九日に納骨を行うためにも早めにお墓を決めておくことが大事です。

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・整理(断捨離)をしておく

家族の負担を減らすためにも、現金や預金・土地や不動産など財産や遺産の整理はやっておきましょう。

相続をスムーズに行うためにも、終活の中で遺産の整理も行ってください。

・延命治療をどうするか

意思表示ができない状態になると、残された家族が重い決断をしなければならないときがやってきます。

家族のためにも延命治療をどうするのか、また臓器提供や検体などはするのか。

元気なうちに話し合っておくことが大切です。

ノート(エンディングノート)について

エンディングノートとは、人生の終末に向け自身の希望や家族・大切な人に伝えておきたいことを書きまとめたノートをエンディングノートといいます。

エンディングノートの作成を通じて、自分がどんな最期を迎えたいのか考えることにより、残りの人生をより良く生きるための参考になるでしょう。

またエンディングノートを書くことによって、残された家族・親族の負担を軽くすることができます。

自分の死後について記すことで、供養の仕方に悩まずに済んだり、親族間のトラブル(財産分与など)を避けることにつながります。

エンディングノートの選び方

現在、エンディングノートは様々な物が販売されていますが、それぞれ項目の違いや分量に違いがあります。

エンディングノートは、書く項目が多いと途中で挫折してしまうかもしれません。

自分に合った物を選ぶと良いでしょう。

また。始めから全ての項目を記入しようとせず、少しずつ書ける項目から記入していきましょう。

おすすめエンディングノート

コクヨ  【エンディングノート】(もしもの時に役立つノート)
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現在、最も売れているのがこちらのコクヨ「エンディングノート」(もしもの時に役立つノート)」です。

このノートの良いところは

・様々な情報を一冊にまとめておける

・入院時や相続時など「もしもの時」に役立つ

・日常生活の備忘録としても活用できる

・銀行口座やクレジットカードなど年齢を問わず、すぐに書き込める項目が多数ある

・コクヨオリジナル原紙を使用している為、長期保存にも適している

・CD-R1枚を保管できるディスクケースが付属している

・お気に入りの写真や証明写真を入れておくスペースがある

楽天市場でも評価4.5以上(5点満点)と非常に人気のあるエンディングノートです。

終活年賀状とは?

終活年賀状とは、翌年から年賀状のやりとりを辞退することを宣言する年賀状です。(年賀状仕舞いともよばれる)

2018年頃から話題になり広がりを見せつつあります。

高齢や病気などにより年賀状を作成するのが大変だったり、付き合いが薄くなった人たちとの関係を整理したい場合におすすめです。

終活年賀状の文例・書き方

では終活年賀状ではどういった文面で相手に伝えれば良いのでしょうか?

例文をいくつか紹介します。

例1)寄る年波には勝てず誠に勝手ながら

今年をもちまして新年のご挨拶状を最後とさせていただきます

 

例2)高齢になり手もとがおぼつかなくなってまいりましたので

本年をもちまして年始のご挨拶を失礼いたします

 

例3)年を重ねるにつれて文字の読み書きが辛くなって参りましたので

今年限りで書き納めとさせていただきます

※辞める理由を添えることが大事

おわりに

終活と聞いてマイナスイメージを抱くかもしれませんが、誰しも少しでも悔いのないように一生を終えたいと思うと思います。

終活は、自分の人生を全うし残される家族のために行う大切なものです。

終活を始めることで、限りある時間を有意義に過ごそうという気持ちが高まり、より充実した人生を送れるようになるでしょう。

最後まで自分らしく生きるためには、死から目を背けず前向きな老後のために人生のエンディングと向き合い、毎日の日々を大切に過ごしてください。

家族葬

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